アニメから韓流へ

どうやら海外のオタク達の多くは、アニメから韓流への移行を開始したようだ。

 

海外アニメファンは実はK-POPも好き

前々から思ってたんだけど、海外のアニメオタク達は同時にK-POPのファンでもあることが多い。YouTubeで最新のK-POPのMVのコメント欄を眺めていると、意外に多くのアニメアイコンが目に付く。そういう人達のツイッターを覗いてみると、アイコンは日本のアニメなんだけど、ヘッダー画像はK-POPアイドルで、Bioは日本かぶれっぽい日本語というパターンが多い。私たち日本人にとって、イタリアとスペインの区別はほぼ全くつかないけど、それと同様、彼らにも日本と韓国の文化的な違いは全く分からない。それこそSUSHIとKIMCHI程度。

 

今世界的に韓流ブームが最熱している

韓流ブームの風を、個人的にだけど、今とても強く感じてる。最近だとTWICEやBLACKPINKはとてもホットなグループで、TWICEのMVは億再生を突破している。まあ韓流ブームというより、最近は東アジアのコンテンツが結構流行ってる。でも日本アニメは実際にはまだかなり敬遠されつつあるのが現状だ。残念だけど、やはり韓流の方が取っ付きやすい。日本アニメはまだまだHENTAIのイメージが根強い(実際そうなんだけど)

 

韓国人が描く日本アニメのイラスト。韓国人は自身の売り方が上手い

これはつくづく思うんだけど、韓国人は日本人より自分の売り方が上手い人が多い。というより、英語を使えて、色んなプラットフォームにイラストを投稿して、より多くの人に見てもらうっていうのが上手。日本人のイラストレーターって、pixivかツイッター、良くてTumblrぐらいしか使わないんだけど、韓国人は違う。DeviantArtとか、Patreonとかも使うし、あとはコミッションとかも全然積極的。ハングルが分からなくても「あっいいな」と思った人はどんどんフォローするし、そういう空気作りが上手いように感じる。

 

K-POPへの移行

それで本題なんですけど、最近はアニメがあんまり流行らなくなって、K-POPの大波が結構キテる。まあそもそもジャンルが違うじゃんって話だけど、意外とそうでもない。案外共存するかもしれないけど、このまま日本アニメが忘れられてしまうんじゃないかって結構な不安がある。できれば共存してほしいけど、少し前までアニメアイコンだった海外のオタクが、アイコンをK-POPのアイドルに変えたりしているのを見てると、海外での日本アニメの立ち位置はK-POPに押されつつあるのが事実としてあるんじゃないかなぁって。

 

韓国が嫌いなわけではない

一応言っておくけど、僕は韓国が嫌いというわけではなくて、むしろかなり興味ある。萌えイラストは可愛いし、知ってる韓国のデザイナーやフォトグラファー、DJとかアーティストは魅力的な人ばっかり。K-POPもかなり聴くし、最近はLim Chang Jungってアーティストにハマってる。それでも、日本アニメが忘れられてしまうかもっていうのは、やっぱりちょっと悔しい。韓国は大好きだけど、同時にライバルでもあると思う。

 

日本アニメ頑張れ

日本アニメ頑張れ

 

Lim Chang Jung - Open The Door

https://youtu.be/FLPLgJqeZJw